固すぎずくだけすぎないアットホームな披露宴にするためには?その工夫を提案します!

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小坂 裕子 Yuko Kosaka
フリーランス 司会・MC 人前結婚式・披露宴・二次会を中心にプロ司会者として活動。自身が描いた結婚への夢は2016年に実現し、花嫁の気持ちにより寄り添える司会者へとステップアップ。結婚式当日をイメージできるような情報発信を続けます。

結婚披露宴といえば・・・新郎新婦のプロフィールを皆の視線が集中するなか紹介され、二人の上司が長々とありがた~い話をお話して下さり、乾杯してようやくほっとするのは、入場して既に30分以上はたった頃・・・。そんなイメージをお持ちの方はいらっしゃいませんか?

そんな固い時間が長く続くのは嫌!でも上司や親戚の手前、カジュアル過ぎるのも困る・・・どうしよう・・・。そんな風にお困りの新郎新婦様はいらっしゃると思います。

ある程度の格式を重んじながらも、カジュアルに。アットホームに皆が楽しめる披露宴のスタートをご提案します。

アットホームな披露宴にするためにできること

 

 ”結婚披露式”は15分以内に

披露宴入場から乾杯までを「結婚披露式」と私たちは呼んでいます。この時間を短く、早く乾杯して歓談時間を持てば、少しでも交流の時間を増やすことができます。

そこでひとつの進行例として、こちらをご提案します。

  • オープニングムービー
  • 新郎新婦入場
  • 開宴の辞
  • ウェルカムスピーチ
  • お二人のご紹介
  • 乾杯
  • 食事がスタートしてからご上司のスピーチ
  • 中座前にケーキ入刀&ファーストバイト

それではひとつずつ説明しましょう。

 

新郎新婦入場

入場前には、1分程度の短いオープニングムービーを流して「こんな披露宴にするんだ」という雰囲気を紹介しちゃいましょう。若しくは、あえて真面目な固いムービーにして、入場曲を思いっきりPOPにすることでそのギャップで盛り上げましょう。

 

開宴の辞

一般的な披露宴では、「○○様○○様の結婚ご披露宴を開宴いたします」と司会者が言うことが多いです。また日本では、披露宴は両家のご両親が主となり準備をしておもてなしされてきたという歴史があります。その為、「○○・○○ご両家」と、開宴の辞に新郎新婦のファーストネームすら呼んでもらえない事が普通でした。

しかし最近は、殆どの場合、新郎新婦様が自分達で殆ど全てを準備し、二人の作る披露宴という場合が多くなりました。そういう意味でも、また固くなりすぎない雰囲気作りという意味でも、こんな開宴の辞はいかがでしょう。

これより
山田太郎さん佐藤花子さんお二人の
ウエディングパーティースタートです

 

因みに本当はウエディングレセプションなのですが、なんだか聞きなれない単語なのでパーティーにしています。

やわらかくふわっとしていて、でもきちんと宣言することで、披露宴のスタートをきっちり飾っていると思います。ただ、この表現が合う合わないあると思いますので、プランナーや司会者としっかり相談して下さいね。

そして、そのあと新郎様が一言お話しすることで、会場の雰囲気も和やかになります。新郎新婦お二人で一言ずつでも構いません。あまり長く話すと意味がなくなりますので、素直な感謝と挙式後のその時のお気持ちを伝えればいいと思います。

 

早速乾杯する

そう、主賓祝辞は、食事始まってから。但し、これには注意が必要です。「主賓からお言葉をもらうより先に乾杯してしまうなんて失礼な!」と思われる方、また主賓その方自身がそのように思い不快に思われる場合もあります。

対策として、司会からは「本日は皆様にゆっくりとお食事や歓談をお楽しみ頂くアットホームなパーティーをとのお二人のご希望により、まずは乾杯へと進めて参ります。(後ほど皆様からお祝いのお言葉を頂きましょう。)」とお断りのアナウンスを入れさせて頂きます。また、開宴前に、その旨を主賓の方に直接お伝えに行く場合もあります。

ただし、最も大切なことは、お二人から祝辞をお願いする方へ、ご依頼時点で、食事が始まってからスピーチをして頂くという流れとその理由をしっかりお伝えしておくことですので、よろしくお願いします。ちなみに、乾杯してからのスピーチというのは、スピーチが苦手な方の場合、肩肘張らず喋られるという点でもメリットがあります。

新郎新婦のプロフィールは、乾杯酒を注ぐ間に紹介することで、時間を有効に使えます。じっと待つ・・・ということなく、また、紹介文に「くすっ」と笑ったりしながら楽に、でもしっかり聞いてもらうことができます。

 

乾杯の発声は特別な人に

主賓がまだ喋っていないのに他の人が乾杯の発声をするというのは、発声する本人にとってプレッシャーになる場合があります。なので、後で祝辞をする人の部下に当たる人などは避けるようにしましょう。但し、その方がお二人の恋のキューピッドだったら話は別です。そう、お二人にとって特別な関係の方を選ぶようにしましょう。その場合、会社の肩書ではなく、「お二人のキューピッド」「お二人の趣味を通しての共通のご友人」という風に司会からご紹介をします。もし共通の友人がいなければ、「新郎の尊敬する地元の先輩」「新婦の恩師」などでもいいかもしれません。

 

開宴後について

主賓の方のスピーチ前には「お食事お召しあがり頂きながら、お二人へのお祝いのお言葉にもお耳を傾けて頂きますようお願い致します。」と司会者がコメントをはさみますので、皆様は遠慮なく食べながら聞くことが出来ます。(とは言っても、ご上司のスピーチ、手を止められる方が多いですが・・・)新郎新婦様は食事の手を止めて、着席のままで構わないので、しっかりとスピーチされる方の方を向いてお聞きください。

ケーキ入刀は、本来披露宴のはじめのシャッターチャンスという意味合いで、乾杯前に行いますが、歓談始まって、少しお酒が入ってから行う方が、その後のファーストバイトが盛り上がるかもしれません。ゲストに登場してもらって感謝を届けるサンクスバイトなども、乾杯前にするより気軽にお越し頂けるのではないでしょうか。

 

まとめ

披露宴のはじまりで、その宴の雰囲気の心地よさが決まります。また、古くからの定番を変えることに抵抗を感じる世代がいることも確かですので、そのフォローをしっかりすることで、お二人のお心遣いがゲストにも伝わるのではないでしょうか。新郎新婦お二人がどうしたいかを話し合うことはもちろん、ご両親のご意向や、プランナー・司会者のアドバイスも参考にして、お二人らしい楽しい披露宴を作りあげて下さい。

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