結婚式で相手のことなんて呼ぶ?両親のことは?~新婦手紙編~

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新郎新婦の皆さんは彼や彼女のことを普段はなんて呼んでいますか?

お互いを呼び捨てやニックネームで呼んでいる方が多いのではないかと思います。

結婚式当日もその呼び方でいいのでしょうか?さらに両親のこと、改めてかしこまって呼びかけるってなんだか恥ずかしいですよね。特に新婦様から、結婚式の前日や前々日の夜いざ手紙を書こうとして困ったのか、電話で聞かれることが多いです。今回は、そんな疑問や不安にお答えする「敬称」について書いてみます。

結婚式でのお互いや両親の呼び方について

 

結婚式で大人になった姿を見せてあげて

まず、結婚式で新郎新婦本人達はどのようにお互いを呼べばいいのか?たとえカジュアルな結婚式でも、お互いのことは下の名前に「さん」をつけることを、私からはお勧めします。これから二人で作る家庭。それがどんなものになるか、ご両親もご家族も心配されていることでしょう。その呼び方を聞いて「ああ、大人になったんだな」と感じられ安心を与えることができます。また、お互いのゲストに対する敬意にもなるのではないでしょうか。

 

手紙の中では一番想いが伝わるチョイスを

では、両親のことはどのように呼べばいいのでしょうか?スピーチや歓談中など、誰かに自分の両親の事を話す場合は「」「」でしょう。ただし、両親へ向けての手紙の中では、「お父さん」「お母さん」でいいと思います。普段の呼び方と違って恥ずかしいということであれば、手紙のはじめに「いつもは違う呼び方をしていますが、今日は特別な日。お父さんお母さんという呼び方で手紙を書きました。聞いてください。」と言えば自然かもしれません。もし「パパ」「ママ」「おとん」「おかん」などいつもの呼び方で手紙を書きたい場合は、「より想いが伝わるように、いつもの呼び方で呼ばせて頂きます。」とゲストに断りを入れましょう。より自分の素直な気持ちが伝わることを優先しながらも、このように一言気遣いの言葉を入れるといいかもしれません。

 

「お義父さん」「お義母さん」は避けて

相手の両親の事を呼ぶときは、「○○さんのお父さん」「○○さんのお母さん」と呼びましょう。新婦様のお手紙に、「○○さんのお義父さん」などと書かれていることがありますが、「○○さんの」とつける場合、「お父さん」と後に続けてください。「お義父さん」と続けてしまうとつまり、新婦様のお父さんの事になってしまいます。(新郎様にとって義理の父に当たるため)それに、口にすると漢字はわかりませんが、お手紙って、本来宛名の本人に手渡すものですよね。(披露宴ではご自身の両親にだけ渡す事が多いですが)これから家族になろうという時に「義」なんて書かれたら寂しいですよ。それなら「おとうさん」「おかあさん」とひらがな表記でもいいかもしれません。

 

まとめ

言葉には魂が宿ります。また、多くの方の集まる前での発言は、あなた自身を表す言葉になります。なぜ自分はその人をそう呼ぶのか?一般的にそれを聞いた人はどう思うだろうか?そんな事を考えながら言葉を選ぶことも、これから新たな家族や友人との関係を築く上で、大切なことなのではないでしょうか。

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