”ウェディングプランナー”にも種類がある?

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皆様こんにちは。BEyond Weddings & Events 国際プランナーのミエです。

先日、初めて訪れた美容院で担当くださった美容師さんから、「昨年末に婚約し結婚式をあげようと思っているけれど、いろいろ考えるばかりで時間は過ぎ、6月ごろと考えていたけれどもっと先になりそう」と言う話を聞きました。

私がプランナーをしていることを申し上げた後、とにかく気になる会場に行ってみることをオススメしました。行ってみたら、どのウェディングプランナーさんも漏れなく、基本的な結婚式準備にまつわる話はしてくださるはずですし、ウェディングの雰囲気に溢れているから気分的にもハッピーになると思っています。

きっとこのように「何から始めよっかな・・めんどくさいな・・仕事も忙しいし」と思われている新郎新婦様も少なからずいらっしゃると思いますので、最初にしていただくことについて、と共に、ウェディングプランナーの種類についてお話したいと思います。

少しでもお役に立てたら嬉しいです。

 

ウェディングプランナーの種類について

 

さて、ウェディングプランナーのスタイルは3つに分けられます。

 

それぞれの特徴をお伝えしていきましょう。

 

施設専属のウェディングプランナー

日本に一番多いウェディングプランナーのカタチです。ゲストハウスやレストラン、ホテル、ウェディングチャペルなど、ウェディング会社が所有している施設に専属でプランニングするので、その施設内でのプランニングは、当然のことながらプロフェッショナルで準備サポートもスムーズですし、いろんな演出提案してくれます。

一方で、専属になるため、そのプランナーさんがどんなに素敵で有能な方であっても、ドレス、写真、引き出物、花などが持込厳禁など融通を聞いてあげることができないジレンマを持つことも少なくありません。

こんな施設専属のウェディングプランナーさんだったら最高!と思えるポイントはココです!

  1. 笑顔が自然なプランナー
  2. 同業他社の悪口を言わないプランナー
  3. 会社のルールに対するジレンマを感じながらも、最大限の提案をしてくれるプランナー
  4. 即決させようとしないプランナー

 

①はどんな業界でも一緒ですよね!

②は会場それぞれに良さはあります。それを知った上で、自社の持ち味を生かしてくれるプランナーはプロフェッショナルですし、純粋にカップルさんのことを考えてくれる情熱のある方が多いです。

③は例えば、他者のウェディングドレスを持ち込みたいことを担当プランナーさんに伝えたけれど、持込不可であることを残念そうに伝えながら、その気に入ったドレスのラインやデザインに少しでも近づいたものを見つけてもらうようにドレスコーディネーターに伝えてくれるプランナーさんは、とても真摯な方だと思います。

④は、私個人の意見としては、即決はオススメしません。どんなに惚れた大好きな会場だったとしても、一晩は考えて欲しいと思います。またご両家にも相談いただきたいと思います。決めてしまってから、どちらからの親に反対された、ということもよくあることですので。会社に所属していると月の成約ノルマはどこでもあるものです。そのため、会社によっては、なかなか帰してくれないくらいしつこく成約を強要しようとするプランナーもおります。特に月末は 笑。それでも、一度考える時間を与えてくれるプランナーは心が広いですし、当日まで親身になって寄り添ってくれると思います。

プロデュース会社のウェディングプランナー

自社施設持たず、一から新郎新婦と一緒にコンセプトを決めて、会場探しから当日まで会社内のプロフェッショナル達とチームを組んでオリジナルウェディングを作り上げるプランナー。空間デザインのプロデューサーがその中にいる場合もあるし、空間デザインも全て行うプランナーもいますが、ウェディングプランナーというよりも、ウェディングデザイナー又はウェディングプロデューサーと呼ばれることが多いかもしれません。

オリジナルウェディングを作り上げるプロ集団という位置付けなので、かなり芸術性の高い結婚式や披露宴を実現することが可能です。コンセプト作りから始めて、会場を探して・・と一から作り上げていくので、自社施設を持つウェディング会社やホテルのように割引などはほぼありませんが、かなりこだわったデザイン空間が可能になります。一方、自社施設を持っているウェディング会社やホテルが多いため、プロデュース会社が手がけられる施設やホテルに限りがあるのが今の現状です。

こちらのプランナーの特徴は、作り上げるのが大好きでコンセプトを考えるのが大好きな専門性のある方が多いので、たくさん話を聞いて、いろんな提案をしてくれます。持ち込みなどもオッケーなところが多いです。提案や手配の幅や引き出しも多い。こちらに加えて、ご両家やご列席への想いも汲み取ってくれるプランナーさんだったら言うことなしですよ!

 

フリーランスのウェディングプランナー

欧米のウェディングプランナーとほぼ同じスタイルになり、日本でもフリーランスが増えてきました。とても素晴らしいことだと思います。プロデュース会社のプランナーと似たところがありますが、フリーランスなので、用途に合わせてクリエイティブチームを変えることが可能です。又、新郎新婦はプランナー個人と契約することになり、そのプランナーはどのような形態であっても新郎新婦をサポートすることができます。

例えば、

①プロデュース会社のプランナーと同じようにコンセプトを考え、チームで作り上げる。場合によっては、チーム編成をすることもできます。プロデュースやサポート代をプランナーに支払えば、その他の手配は全て上乗せなしで作り上げるので、ドレスや引き出物、ペーパーアイテムなど全てにおいて国内外問わずあらゆるところから相応しいと思われるものを選び提案することができるのも特徴の一つです。プロデュース料金は20万から50万まで、プランナーによっていろいろです。

②一緒にウェディング会社所属の施設に見学に行ったり、アドバイスができる。そのフリーランスのプランナーに全面的にプロデュースしてもらわなくてもよく、ウェディング会社の施設での結婚式や披露宴を決定した後も、施設プランナーがサポートできないところを外部からサポートすることができるため、より行き届いたサポートが可能になります。第三者の目線があるってとても心強いと思いますよ。

一方で、そのプランナー自身が商品となり、評価されることになるので、働きやセンスを問われ、プレッシャーも大きいと思いますし、その人の個性が出るので合う合わないも出てくるかと思います。

私がまさしくその一人ですね 笑

結婚式や披露宴を行う際に、会場を決めるだけではなくて、ウェディングプランナーもどんなタイプにするかというのはとても大切です。

あなたに合った形を選んでみてくださいね!

 

余談

日本国内でも欧米スタイルのウェディングプランナーが増えてきて、「ウェディングプランナー」とひとくくりできないほど多様化してきました。欧米スタイルのでウェディングプランナーと言えば、ジェニファー ロペス主演映画「ウェディングプランナー」ご覧になられたことはありますか?

この映画をご覧いただくととても分かりやすいと思います。ラブコメディーなので、とても見やすいので、ご興味がおありの方は是非ご覧いただきたいと思います。

胸がときめいて、キュンキュンする私のお気に入りの映画の一つです☆

 

そして最後に。

話をウンウンと聞いてくれて、都度タイミングに合わせて提案したり発言してくれるプランナーを是非お選びくださいね!

では、早速動いてみましょう!!!!!

 

 

 

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